2009年のオートキャンプ参加人口が前年比6.3%増の750万人と、
13年ぶりに増加に転じたことが、日本オート・キャンプ協会が７日発表した
「オートキャンプ白書2010」で明らかになった。
「高速道路1000円乗り放題」や、景気低迷の中で“経済的なレジャー”として
再認識されたことが後押ししたようだ。
自動車メーカーにとっては、レジャー用のワンボックスカーやキャンピングカーの
需要増に追い風となりそうだ。
09年の利用者で目立ったのが初心者だ。キャンプ経験年数を調べたところ、
「1年」が前年より５ポイント多い２３．４％を占め、全体の約６割が「５年以下」だった。
年齢は、30～40代が全体の80.2％。同行者は、「子供」が73.7％と最多で、
子育て世代から高い支持を得ている。
ただ、１泊２日当たりの平均キャンプ費用（ガソリン・高速代、キャンプ場使用料など）は
2万736円と前年から1000円近く減少した。高速道路乗り放題などの影響とみられる。
利用した車はミニバンなどのワンボックスカーが最も多く、52.4％。
キャンピングカーは4.6％にとどまったが、軽自動車を改造した安価なモデルなどは増えているという。
一方、テントなどキャンプ用品の市場規模は前年比4.0％増の425億円。
入門者向けのテントや寝袋などのセットや低価格商品が増えた。
オートキャンプ全体の市場規模は2150億円に上った。
景気は戻りつつあるといわれてはいるが、国民の財布の紐はまだまだ固い。
これに昨今のエコブームもあってオートキャンプの人気が上昇しているのではないだろうか。
（SANKEI Biz 7/9 http://www.sankeibiz.jp/business/news）
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「需要期も前年比増加ならず24カ月連続減」
2010年4月の軽二輪・全国販売台数は前年同月期比で21.5%減
1月以来3カ月ぶりに国内全銘柄がマイナスへ
（二輪車新聞 7/6号）
●自動車メーカー・アジア調達に視線
「国内2次、3次サプライヤー・次期モデル用獲得が焦点」
2015年までに登場の新型車向け部品の受注獲得競争が激化
国内2次、3次メーカーの経営を大きく左右する可能性が高まる
（日刊自動車新聞 7/9号）