2010-04-02
今週ショッキングなニュースを見てしまいました。
yahooなどのメジャーサイトでもアップされていたのでご存知の方も多いかと
思いますが、日本で最も権威のあるモーターショーである「東京モーターショー」が
会場を2011年に千葉県の幕張メッセから、東京お台場の東京ビッグサイトに
移すとの内容でした。
これまで日本の自動車文化の発展とともに、モーターショー会場は日比谷、晴海、
そして幕張メッセと規模を拡大してきましたが、ここに来て初めて規模縮小となってしまいました。
主催者側は「都心に近く来場者が訪れやすい」と移転のメリットを語っているようですが
実情は規模縮小のために会場も縮小したということでしょう。
2009年の開催では輸入車メーカーがほとんどすべて撤退し、会場はスカスカという
悲惨な状況でした。来場者も半減…。そりゃ縮小しますよね。
これまでは世界の3大モーターショーと言えば、デトロイト、フランクフルト、東京でしたが
これからは東京に変わって中国の上海に変わることは間違いないでしょう。
ショーの規模も出展者数も東京とは段違いですから。
中国の新車販売台数はアメリカを抜いて今や世界一。
今回の東京モーターショー会場変更の一件は、もはやアジア圏での自動車マーケットの中心が
中国に変わっているという証明になってしまったのではないでしょうか。
これからはますます中国の動きから目が離せないですね。