現在四輪のカスタム車用パーツを取り扱うショップは数多く存在するが、
今回そのカスタム車市場に「ドリ車専門」を謳うショップが
出来ることが明らかになった。
ちなみにドリ車とは「ドリフト車」の略で、
主にサーキットなどでドリフト走行を楽しむ目的で
チューンナップされた車のこと。
このドリ車ショップを立ち上げたのは、中古車パーツを多く扱う
「アップガレージ」。店舗は東京都町田市鶴間にあり、
「アップガレージ・ドリ車パーツ館」という名でを
6月19日にグランドオープンする。
この新店舗では主にタイヤ、ホイールなどの足廻りから、
給排気系パーツ、エアロなど、ドリフト走行時に装着される
パーツの買取・販売を行うほか、車両本体も取り扱いを行う。
その一方でD1グランプリ参戦チームの監督を務めた
スタッフを店長に起用するという新しい試みも行うようだ。
現在、中古パーツ販売は市場低迷で苦戦が続いているが、
ドリフト走行好きなユーザーに的を絞った店舗の展開がどうなるのか。
新たな市場戦略に注目が集まりそうだ。
□■□業界注目!! 一面ニュース
●2009年国内出荷新車別動向
「スクーターが7割超える」
2009年の国内出荷台数は前年比27.1％減の38万0649台だったが、
この出荷台数をタイプ別で見たところ、出荷のシェアトップは
依然としてスクーター（50cc含む）で、再び70%台を超えた。
（二輪車新聞 5/28号）
●スズキ決算報告
「減収にも増益確保・二輪事業は機種の削減」
スズキはこのほど、10年3月期決算を発表した。
これによると連結売上高は2兆4691億円と2年連続での
大幅減収となったが、利益面では増益となった。
しかし、事業別では二輪車の売上は2629億円（前年比42.1％減）で
営業利益綿では211億円の赤字となった。
（二輪車新聞 5/28号）
●ブリヂストンサイクル東日本販売「夏の新車発表会」
「夏季商戦へ高まる期待、ワンランク上の提案など強力商材を投入」
貢献度の高い60周年モデル「アンジェリーノ」は
新シリーズに注目!!
（週間 輪界レポート 5/31号）
●ディーゼル重量車次期排ガス規制
「NOx排出43%減・16年末までに適用」
環境省がディーゼル重量車の次期排気ガス規制を
ポスト新長期規制の43%減に策定
（日刊自動車新聞 5/31号）