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“世界の工場”が中国からバングラへ

2010-06-15

世界のアパレル生産拠点が、中国から世界最貧国の一つ、
バングラデシュに移り始めているという。
先日ここでも取り上げた、ホンダの現地工場ストに象徴されるように、
賃金の引き上げ圧力が増す中国の人件費に比べ、
バングラデシュは大幅に安く、技術力も高まっている。
国内企業では人気ブランド「ユニクロ」が調達先を同国に求めたことから、
アパレル業界がこぞって視察に訪れる“バングラ詣で”も活発化し始めているそうだ。
きっかけは、人気ブランド「ユニクロ」を手がけるファーストリテイリングの生産開始だった。
ファーストリテイリングは08年にバングラデシュに生産管理事務所を設立、
09年にバングラデシュでの商品調達を開始するなど一貫生産体制の確立に乗り出した。

国内トップの「次の一手」が競合他社を刺激した。

ただ、バングラデシュは現時点で、貧困層が7000万人以上に上る後発発展途上国だ。

何が企業を引きつけるのか。
一番の理由は、これまでの「中国一極集中」からの脱却だ。
日本はユニクロも含め、衣料品輸入の9割程度を中国に依存しているが、
深刻化する賃上げ問題や労働者不足により、
「中国での生産がままならなくなるのでは」(日系企業担当者)との声も聞かれる。

JETROによると、ダッカの労働者の平均賃金は月額35~78ドル(約3100~7000円)。

上海が300ドル(約2万7000円)を超えているのと比べると、4分の1以下で済む。
さらに1億6000万人から急増し続ける国内人口がそれを下支えする。
国内縫製業者は5000を超えるといわれ、技術も向上している。

米証券会社大手「ゴールドマン・サックス」は、中国やインドなどBRICsに次ぐ
新興経済国「NEXT11」に、後発発展途上国で唯一、バングラデシュを挙げた。
圧倒的な人口の多さから、一大消費地としての可能性も秘めており、
今後も各国企業の進出が予想される。

現時点ではアパレル産業がメインではあるが、近い将来二輪車、四輪車産業も
バングラへ移り変わる可能性が十分にあるのではないだろうか。
(フジサンケイ ビジネスアイ 6/15)
□■□業界注目!! 一面ニュース

●JAIA 二輪車委員会を設置
「輸入二輪車も団体活動を・BMW、ハーレーなど参加」
日本自動車輸入組合(JAIA)は、5月21日に開催された
第45回通常総会において、輸入二輪自動車の業務を開始することなどを
含んだ事業計画を審議、承認した。
これにより、今後輸入二輪車について基準の国際化の推進や認証業務の
効率化などが図られ、ユーザーにとってメリットが拡大する可能性が
高くなる。
(日刊自動車新聞 6/15号)

●水谷前社長、中根新社長インタビュー
絶妙のタイミングで社長交代劇を断行したミズタニ
「後継者は三菱商事・資材部、海外で活躍した中根副社長」
家業から企業へ知的集団へ変身、組織的経営に軌道修正
(週間 輪界レポート 6/14号)

●大型トラックの主要コンポーネント・ダイムラーと共通化推進
「三菱ふそう・17年めどに大半」
三菱ふそうトラック・バスは、2016年~17年をめどに
大型トラックの主要コンポーネントのほとんどを独ダイムラーと
共通化を実施。コスト競争力を高める
(日刊自動車新聞 6/15号)

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