前衆議院であり、今回の参院選に民主党の公認候補として
比例代表区から出馬する前田雄吉氏。
旧車オートバイ愛好家の前田氏は、二輪車ユーザー議連参与として
バイク駐車問題などをはじめ、平成17年の「高速道路二人乗り」法案審議において
民主党として安全検証走行試験に立会い、法案成立に尽力したほか、
「マフラー加速騒音規制」における規制値の見直しなどの働きかけを行ってきた。
また、昨年12月に「民主党二輪車ユーザーを支援する議員連盟」の成立に尽力。
民主党議員に声をかけ政権交代後の初めての議連として設立し、
現在50名の国会議員が所属する議連に拡大させている。
このようなバイク政策を推進してきた経歴に加え、今回の参院選の出馬にあたって
「駐車違反取締りの緩和の実現」、「ETC二輪車無料化の社会実験推進」、
「エコバイクの乗り換えへの助成金実現」、「125cc免許の見直し」
といったオートバイユーザーにとって頼もしい政策を打ち出しており、
これら一連の活動に対し、全国オートバイ協同組合連合会も全面的に応援、
推薦している。
鳩山政権下での民主党に対する世論の風当たりは厳しいものであったが、
菅政権の下で前田氏の政策が取り上げられ、日本のオートバイを取り巻く環境を
より良い方向へと導いてくれることに期待したい。
□■□業界注目!! 一面ニュース
●「PCTの3月期は232億円で過去最高を更新」
パナソニックサイクルテックの3月期の売上が確定。
今期工場設備を見直し、生産能力とスピードアップを推進。
前期比11%増の232億円で2年連続で過去最高の業績を実現。
（輪界レポート 6/21号）
●トヨタ株主総会・品質問題で豊田社長
「信頼回復何より大切」
24日の株主総会において豊田章男社長が冒頭で陳謝
「トヨタ車やレクサス車の品質や安全性についてご心配をおかけし誠に申し訳ない」
「株主の皆様からも叱咤激励、応援の声をいただいた。この場を借りて感謝申し上げたい」
と深々と頭を下げた。
（日刊自動車新聞 6/25号）