Archive for the ‘ヒトコト言わせて!!’ Category
構想7年の新兵器の実力やいかに?
今週末からロードレース世界選手権「MOTO GP」がいよいよ開幕!!
個人的にはやっとか~という感じです。
昨年の王者は2年連続のバレンティーノ・ロッシでしたが、
今年は伏兵のホルヘ・ロレンソやドゥカティのケーシー・ストーナー、
ホンダのダニ・ペドロサがどのようにチャンピオン争いに絡んでくるかが
見所のはず。毎戦見逃さずにチェックしますよ~!!
ところで、最新のモトチャンプ誌の記事で面白いものを発見しました。
それは市販パーツとして世界初のデスモドロミック機構のシリンダーヘッドが
登場した!! という内容のもの。現在の適合車種はモンキー&ゴリラで
リリースしたのは4ミニパーツのスペシャリストであるSP武川さん。
プロトタイプから構想7年で市販化を実現したそうです。
デスモドロミック機構といえば、業界の皆様ならご存知ではあると思いますが、
ドゥカティ製のエンジンに採用されている独創の機構ですよね。
バルブスプリングを使用せずに、ロッカーアームによる強制開閉を行うことで、
バルブ周りのフリクションロスを解消。これにより高回転までスムーズに吹けあがる。
というのが機構の特徴ではありますが、この複雑な機構を実現したのが凄い。
ちなみに試乗の感想では「異次元のフィーリング」とのこと。
8000回転あたりからパワーが盛り上がり、1万回転以上まで一気に回るそうです。
価格は発売時期は近日中に発表されるそうですが、
この異次元のパワーフィーリングを是非体験してみたいですね~。
キーワードはゆったり感
先日開催された東京、大阪モーターサイクルショーでも出展されており、
多くの来場者から注目されていた「ホンダ・CB1100」。
発売されたばかりの新型車ですが、皆さんご存知でしょうか。
このCB1100、時代に逆行するようにエンジンは空冷、スタイルもレトロな
雰囲気を現代風にまとめた感じになっています。
以前のモーターショーで好評だったために実現した1台です。
もちろん世界のホンダがリリースする商品ですから見た目はレトロでも
中身は最新の技術がふんだんに盛り込まれています。
しかしなぜ今空冷をホンダは選んだのでしょうか。
ここ最近になって空冷車がドンドン姿を消しているのは、
年々厳しくなる排ガス規制と騒音規制をクリアできないのが理由。
しかし、このCBではしっかりと規制をクリアし、空冷エンジンならではの
造形美と乗り味を実現しているそうです。
そして開発のキーワードは「ゆったり感」。
確かに最近のバイクはどんどん先鋭化し、価格も上昇。
気楽にバイクに乗れないという時代になってきました。
そう言えば、80年代のレプリカブームの時もそうでしたよね~。
毎年にようにモデルチェンジするその移り変わりの早さに嫌気がさした人が
ネイキッドを求めるようになり、結果それがブームになりました。
CBの登場はまたそんな時代が巡ってきている証かもしれませんね。
アジア圏の自動車勢力図がいよいよ変わるのか!?
今週ショッキングなニュースを見てしまいました。
yahooなどのメジャーサイトでもアップされていたのでご存知の方も多いかと
思いますが、日本で最も権威のあるモーターショーである「東京モーターショー」が
会場を2011年に千葉県の幕張メッセから、東京お台場の東京ビッグサイトに
移すとの内容でした。
これまで日本の自動車文化の発展とともに、モーターショー会場は日比谷、晴海、
そして幕張メッセと規模を拡大してきましたが、ここに来て初めて規模縮小となってしまいました。
主催者側は「都心に近く来場者が訪れやすい」と移転のメリットを語っているようですが
実情は規模縮小のために会場も縮小したということでしょう。
2009年の開催では輸入車メーカーがほとんどすべて撤退し、会場はスカスカという
悲惨な状況でした。来場者も半減…。そりゃ縮小しますよね。
これまでは世界の3大モーターショーと言えば、デトロイト、フランクフルト、東京でしたが
これからは東京に変わって中国の上海に変わることは間違いないでしょう。
ショーの規模も出展者数も東京とは段違いですから。
中国の新車販売台数はアメリカを抜いて今や世界一。
今回の東京モーターショー会場変更の一件は、もはやアジア圏での自動車マーケットの中心が
中国に変わっているという証明になってしまったのではないでしょうか。
これからはますます中国の動きから目が離せないですね。
東京モーターサイクルショーも大盛況!!
先週の26日から28日まで東京ビッグサイトにて開催された
「第37回東京モーターサイクルショー」に当社もカスタムジャパンブースを出展し、
盛況のうちに無事終了いたしました。
開催中に足を運んで頂いた皆様、誠にありがとうございました。
このメールマガジンを読んで来られたという方もいらっしゃって、
書いている側としては嬉しい限りです。
さて当社のブースはといえば、昨年よりもパワーアップして車両も2台展示。
そして…噂の着ぐるみ39ボーイも大阪に続き登場!! 会場をひょこひょことねり歩き、
小さなお子様から大人まで、多くの来場者の方に可愛がっていただきました。
あちこちのブース前に出没したことで出展者の皆様にはご迷惑をおかけしたかも
しれませんがなにとぞお許しください。
39ボーイの存在感ばかりが目立つ一方で、豪華商品を懸けたじゃんけん大会など
も実施。
こちらに多くの方に集まっていただき、バッチリ盛り上がりました。
メーカーブースについては、ホンダさんが新型車を何台も出展されたようで、こちらも人だかりが
すごかったですね~。皆さん新車が欲しい気持ちはあるようで、順番待ちで跨っていました。
景気がよくなって新車がドンドン売れてほしいものです。
そんなこんなであっという間に終了しましたが、来年もさらにさらに魅力アップして
出展を目指してますので、今年お時間がなかった方は是非お越しください!!
▼「会場に行けなかった!」という方はこちらで当日の模様をチェック▼
http://twitpic.com/photos/39boy
最近はターボがはやり?
前回のメルマガでお知らせしました「東京モーターサイクルショー」が
本日開催になります。予報では天気もまずまずのようなので、
多くのご来場があることを期待したいですね。
イベントレポートは来週またご報告いたします!!
さて、話はコロッと代わりますが、ここ近年の新型車には小排気量エンジン+ターボ
が多く採用されています。燃費を向上するために排気量を小さくするというのは
理解できますが、ターボを装着したら意味ないんじゃないの?と思われる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。そういう私もそう思っていました。
昔はターボと言えば走る車の代名詞でしたよね~!!
現代の最新技術では直噴ターボなどの採用で、低中速でのトルクを増強しながら
低燃費を実現できるそうです。先日発売されたばかりの新型ゴルフ1.2TSIは、
ターボモデルながら10・15モード燃費は17km/リットル!!
フォルクスワーゲンの歴代車の中で最高燃費だそうです。
一昔前の軽自動車に匹敵する燃費ですね。
日本車はハイブリッド技術などの優れた技術でターボなしのまま頑張っていますが、
採用するメーカーも出てくる可能性がありますね。
いずれにしてもパワフルかつ低燃費な走って楽しい車の登場を願いたいものです。